処遇改善加算の取り組み
「処遇改善加算」および「特定処遇改善加算」「ベースアップ等支援加算」を取得し、職員の待遇改善に努めています。
社会福祉法人かも福祉会では「介護職員処遇改善加算」、「介護職員等特定処遇改善加算」、「ベースアップ等支援加算」を取得することで、職員の待遇を改善するために継続的な施策を行っております。
また、職員の待遇を改善できるように努めております。
キャリアパス要件
◆要件Ⅰ(任用要件・賃金体系の整備等)
職能資格等級分類基準を設け、職能要件を「業務担当職能(1,2等級)」、「監督指導職能(3,4等級)」及び「統括管理職能(5,6等級)」とし、「知識」、「習熟」、「判断」、「仕事のレベル」、「指導監督」及び「業務責任」の面から評価を行い、格付けを行っています。
◆ 要件Ⅱ(研修の実施等)
資質向上のための計画に沿って、研修機会の提供又は技術指導等を実施するとともに、福祉・介護職員の能力評価を行っています。(キャリアパス要件に沿って研修会への参加)
・年2回~4回全職員を対象にした感染症予防研修や救急救命研修等を行っています。また各事業所においても、職員会議などの場を活用し、独自で介護技術の向上等に資する研修を行っています。
・資格取得のための支援(研修受講のための勤務シフトの調整、休暇の付与、受講料等の援助)を行っています。
・介護福祉士の資格を取得した職員に20,000円を支給し、資格取得を奨励しています。
◆ 要件Ⅲ(昇給の仕組みの整備等)
介護職員について、経験若しくは資格等に応じて昇給する仕組み又は一定の基準に基づき定期に昇給を判定する仕組みを設けています。
・「継続年数」や「経験年数」などに応じて昇給する仕組みを設けています。
◆ 要件Ⅳ(改善後の賃金要件)
改善後の賃金要件 440万円以上の職員が1名/事業所 以上
◆ 要件Ⅴ(介護福祉士の配置要件)
サービス提供体制強化加算Ⅰ、日常生活継続支援加算ⅠまたはⅡの取得
職場環境等要件の実施項目
入職促進に向けた取組
・他産業からの転職者、主婦層、中高年齢者等、経験者・有資格者にこだわらない幅広い採用の仕組みの構築
・職業体験の受入れや地域行事への参加や主催等による職業魅力向上の取組の実施
・職業体験の受入れや地域行事への参加や主催等による職業魅力向上の取組の実施
資質の向上やキャリアアップに向けた支援
・働きながら介護福祉士等の取得を目指す者に対する実務者研修受講支援や、より専門性の高い支援技術を取得しようとする者に対する喀痰吸引研修、強度行動障害支援者養成研修、サービス提供責任者研修、中堅職員に対するマネジメント研修の受講支援等
両立支援・多様な働き方の推進
・子育てや家族等の介護等と仕事の両立を目指す者のための休業制度等の充実、事業所内託児施設の整備
・職員の事情等の状況に応じた勤務シフトや短時間正規職員制度の導入、職員の希望に即した非正規職員か正規職員への転換の制度等の整備
腰痛を含む心身の健康管理
・福祉・介護職員の身体の負担軽減のための介護技術の修得支援、介護ロボットやリフト等の介護機器等の導入及び研修等による腰痛対策の実施
・短時間勤務労働者等も受診可能な健康診断・ストレスチェックや、従業者のための休憩室の設置等健康管理対策の実施
・事故・トラブルへの対応マニュアル等の作成等の体制の整備
生産性向上のための業務改善の取組
・タブレット端末やインカム等のICT活用や見守り機器等の介護ロボットやセンサー等の導入による業務量の縮減
やりがい・働きがいの醸成
・ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の福祉・介護職員の気づきを踏まえた勤務環境や支援内容の改善